『 あ、もしもし...イラストレーターのヤマダという者ですが... 』13/13



また、丁度その頃から時代も進化してMAC&インターネットが市民権を得ていきます。きっかけ依存症の僕なので、なかなか
最初は腰が重かったんですが、友人の様子に感化されて、97年にMACを購入して、翌98年にHPを作って(最初はかなりチープ
...)その年の春からネット上でHPを公開しました。...当然まったくの新しいメディアなので、その一つ一つが新鮮でした。
何より、たまたま僕のサイトを見た人からすぐに反応がメールで送られてくる...という感覚でした。それ以前だと、例えば...
個展で何かを発表したい...場所を決めて...予約して...DM作って....と、期間と場所が制限される(もちろんコストも)のに対して
、ネットというのは時間や場所さえも制限されない...そこに無制限で自由な偶然の出会いの面白さを感じました(もちろん、
通常の外での個展のイヴェント性も大事ですが)。加えて、絵だけに収まらず、詩や音楽なども好きで趣味でやってきた僕に
とって何でもアリのプライヴェート・サイト作りは結果的に待ちに待ったメディアだったのかも知れません。まったくの(時に
は異国の)見知らぬ人との、僕のサイト世界を通して知り合う、そして手紙通信...というクールな距離感、でも人の感触もある
...という、まったく新しいコミュニケーション感覚は、自然と日常化していきました。誰かが(僕が)発したセンスの電波に
反応してキャッチした人がまた送ってきて...まさに"WEB"とは良く言ったもので、ネット世界によって人の行動の流れもかなり
変化していったと思います。...僕もオープンさせてから早2年半程経ちましたが、ネットを通じてつながっていった関係が徐々に
増えて来ています。って言うか、最近の知り合いはほとんどがネットがきっかけになっています。自分の作品(美意識)を
無制限に無差別に公開する事によって様々な人がその都度感想なり反応を提示してくれる...つまり、それまでは割と自分の中
だけで納得していた部分が、常にさらされていることで、客観的な視点を感じる事が出来る...これも大きな利点でした。
...そして、その流れの中でネットを通じて出会ったのが、今回ここでお世話になっています...Vision Track &asteriskの両氏
です(やっとここに辿り着きました...(笑))。それまで<イラストレーター>というくくりにまつわる人間関係ってほとんど
無かったので、両氏による僕の絵に対する(熱意のある)客観的な視点...という部分が、時に参考になり時にヒントになり...
言い替えれば...(いい意味で)僕の動向(クオリティ)を監視している客観的な目が存在している...それは励みになっています。
...生活レベルは相変わらずですが、徐々にいい感じに向かって行っていると(懲りない楽観主義者は)感じています。ここに
来て再び音楽熱も再発したりして...。でも以前とは違って、どちらかではなく、どの表現のベクトルにも同一で向き合っている
...という意味では成長したのかな...と思っています(何故ならそろそろまとめなので...(笑))。最後に、もし、最初からここ
まで読んでくれた方々がいらっしゃいましたら... 感謝します、ありがとうございました!****nobuo yamada (00/sep)


the end


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